沖縄グルメ紀行

沖縄の初食事は、ホテルから国際通りへ出る道の途中にあった「ゆうなんぎい」というお店でスタートした。 後から知ったことだが、ここは沖縄では珍しく行列のできる有名店だった。 この日も、観光客らしきグループや常連客でごったがえしていた、にもかかわらず、たまたま空いていた奥のテーブル席に悠々と座ることが出来た。
元気なおばあやねえねえの説明が嫌みのないプロ意識と、沖縄ならではのまったりした雰囲気を醸し出し、お酒を飲まない前に気分上々だ。 とりあえず、沖縄では定番のオリオンビールとチューハイで乾杯する。 突きだしにはうずらの卵のベーコン巻。 なんだかハイカラでしょ? 定員さんのオススメと、そそられる未知の料理を「いっぺんには多すぎるよ!」と言う、沖縄在住3年の甥の静止も振り切って、どんどん注文する。
ミミガーの和え物(豚の耳の皮。ピーナツバターと味噌と酢で味付けてある。コリコリしているのに軟らかい)
海ブドウの酢の物(噛むほどにプチプチと海の香りが弾き、口の中にはマイナスイオン発生!デリケートな食材のためお土産に出来なかったのが残念だった)
フーイリチー(くるま麩の炒め物。ニラと卵と出汁というシンプルさ。シンプルイズベストだね!)
ラフテー(豚の三枚肉を軟らかく煮込んだもの、しっかりした甘味で脂臭くなくトロトロ)
もずくの天麩羅(つなぎは山芋と小麦粉と卵。サクサクフワフワ、ジューシーで病みつき!)
島ラッキョウの天麩羅(見た目も味もニンニクとラッキョウの子どもです。酒飲みにはそのままあぶら味噌つけて食べてもいいアテになる)
フーチャンプル(フーイリチーとの違いは、沖縄定番ポーク・コンビーフの存在感。コクがあり、数あるチャンプルの中でも一番人気!)
グルクンのから揚げ(「たかさご」というちょっとブサイクな白身魚。オコゼのから揚げの庶民的バージョン)
ジーマーミードーフ(ごま豆腐ならぬピーナツ豆腐、コクがあってほんのり甘くて癖になる味)
あと、地の魚の刺身の盛り合わせとか、定番のゴーヤチャンプルもさすが地元は一味違うとか褒め称え、仕上げに一人前とは思えないヤキソバを注文し「こ、こんなに無理やーー!」と感嘆の声を上げ、難なく完食。 結局3人で、2時間ほどたらふく飲んだり食べたり(チューハイ3杯とビール2本、泡盛25度、35度、それぞれ2合で、お会計8000円弱。 月並みですが、「美味しい! 安い! 楽しい!」で、大満足の初日でした。

翌日、二人で二連泊プラン(一泊一人4500円)のホテルの沖縄料理バイキングも大満足! もずく酢とミミガー和えはオカワリしました。 昼食は、観光タクシー運転手さんのオススメする沖縄そば店「玉家」で地元の人たちに交じって、本格的沖縄そばを食べる。 食券を買い、座敷に座ると、頼んでもないのに小皿にあぶら味噌の乗ったご飯が出てくる。 自家製あぶら味噌の宣伝らしい。 まんまと乗っかり、お土産として10個購入(1個200円) 量は、特大・大・小とあり、お肉が2枚もあったので小でも満腹になった。 ソーキそばと沖縄そばの違いは、トッピングの肉の違いで、「ソーキそば」は豚のあばら骨の骨付き(スペアリブ)で味付けは甘辛、「沖縄そば」は三枚肉の柔らか煮、お店によって味の濃さは異なる。 滞在中、昼食は2回そばを食べ、両方味わってみたが、どちらもスープは同じであっさりしていて美味しい。

二日目の夜も、「りゅうび」という雰囲気のある居酒屋へ。
ここは、一品ずつは少し高いものの、その量が半端なく多い。 海ブドウのサラダを注文したら、レタスを敷いたたっぷりの海ブドウの両サイドに1丁はある島豆腐(木綿豆腐より少し硬め)のトッピングに唖然。
「これはさすがに無理ヤロー」でも、結局完食。 適当に少なめに前日と同じような料理を注文するものの、お店によって微妙に個性があり、飽きない。
3度目の居酒屋は、沖縄民謡を聴かせてくれる「波照間(はてるま)」。 イラブチャー(真っ青なブダイ)の刺身やアグー豚の餃子など、初体験に舌鼓。
美ら海(ちゅらうみ)水族館では、ランチにタコライス(タコスの具、ひき肉・チーズ・レタス・トマトをご飯の上に乗せてサルサソースをかけて食べるへんてこりんなワンプレートランチ。

連日、沖縄を食べつくし(豆腐ヨウとヤギ汁は次回へのお楽しみ)噂では、沖縄料理はいまいちだよ、なんて聞いていたけど、ああ、暖かくて(冬だし)美味しくて、楽しい人ばかり(観光の町だから?)の沖縄に移住しようかなどと思ってしまうくらい気に入ってしまったのです。

(沖縄旅行話はさらに続く)