Andymori ライブ報告(熱狂する連帯感)

お約束の10分遅れ、「the end of world」の曲に押し出されandymoriのメンバー(小山田壮平・藤原寛・岡山健二)が登場、
「バンドを組んでいるんだ すごくいいバンドなんだ みんなに聴いて欲しいんだ バンドを組んでいるんだ」(ユートピア)
(ベンガルトラとウィスキー)(Transit in Thailand)
「愛をあげるよ そんなにたいしたものじゃないんだ 一人きりで部屋にこもるよりは気もまぎれるんだ 懐かしいリズム 心に響くリズム」(ダンス)
「青い空僕らは忘れるよ 地図に迷い込んだときは思い出してほしいよ」(青い空)
この歌を聴くたびに彼らも好きだという吉田拓郎を思い出す。
「夕暮れの井の頭公園でコーラの空き缶蹴飛ばしてもうだめかもしれないとこぼした君の横顔すごくきれいで それはハッピーエンドなんだ ハッピーエンドなのさ」(ハッピーエンド)
MCなしに一気に飛ばして、やっと一息ついて短いMCの中で、喉の調子が悪いことを告白、辛そうで可哀想とは思うけど、ボーカルの出来よりも、この狭い空間で700人オーディエンスが一体となるライブ感で、満足。
「グロリアス軽トラックで行こうぜ田舎道 ケアンズの空の下ベニスの空の下 広島(所沢)の空の下」(グロリアス軽トラック)
「どこまでもボディランゲージいつまでもボディランゲージ ひとつにはなれない僕らの最後のテレパシー さめてもえて さめてもえて」(ボディランゲージ)
「都会を走る猫に名前はいらない 校庭を走る友達に裏切られるように 僕は君みたいになりたいと思っていたんだ」(都会を走る猫)
「波にのるにももう疲れてガラクタに囲まれて暮らしながら 豚たちに目配せして乗り込んでいくオレンジトレイン いつかのあの太陽を忘れないいつかのあの体温を忘れない 気遣いながら吸い込まれていくオレンジトレイン」(オレンジトレイン)
MCでベースの藤原君が一番好きな歌だと紹介する。
「電車はどこへいくのだろう君を乗せてどこへ行く 武蔵野銀河天の川二つの鼓動が揺れてる 30分30分30分だけ 祈りはどこへいくのだろうあの星はどこへ消えただろう 太陽はまた昇るのだろう いろいろなことを考えるのも30分30分30分だけ 永遠を信じた彼女やうつむいてばかりの彼にも許される日が来るのだろう一瞬の夢に出会えるのは 30分30分30分だけ」(無までの30分)
ツアーのタイトルでもある私の一番好きな歌「楽園」
「力のない愛する人の言葉を聴くたびに俺はね死ねるよって思うのさ 声を枯らして歌ったあの日の空の下で俺はね死ねるよって思うのさ」(楽園)
(スーパーマンになりたい)(クレイジークレイマー)
広島の兄弟たちに捧げます、と少しはにかんで紹介する。この歌は311の地震後にメッセージソングとして配信された。
「何もない朝に君を見つけたいんだ 何もない僕が君にできること 下らない歌を高らかに唄いたいんだ 何もない僕が君にできること 兄弟兄弟兄弟」(兄弟)
名曲1984は、さすがに歌いこなしている安定感がある。声もだいぶ出るようになり安心しながら聴きほれる。サビでは会場で大合唱。
「ファンファーレと熱狂赤い太陽5時のサイレン6時の一番星」(1984)
(andyとrock)(everthing is my guitar)(すごい速さ)ノリノリのナンバーでいよいよ佳境に近づく。
3thアルバムのタイトルソング、この歌詞もとっても意味深い。
「革命を起こすんだ 明日はあるんだと誰もが今夜祈るわけはパパパパパパパとファンファーレ 呼んでるんだ 胸が騒ぐんだ 100回1000回10000回くり返して伝わらない届かない想いは 100日1000日10000日たった後で夜明けを待つ心に風を吹かせるんだ」(革命)
ラストソングでは復活した優しい声でみんなに語りかけるように歌い、癒してくれる。もちろん皆からも投げkissが贈られる。
「大丈夫ですよ 心配ないですよ なんにも考えなくていいよ 投げkissをあげるよ」(投げkissをあげるよ)
アンコールはカープの帽子を被ってエレキからアコースティックギターに換えて、
「空がこんなに青すぎるとなにもかも捨ててしまいたくなる 空がこんなに青すぎるとこのまま眠ってしまいたい 16のリズムで空をいく 昔の誰かに電話して 貰った花を枯らしながら今度呑もうねと嘘をつくのさ」(16)
うーん やっぱりこれは拓郎の「マラソン」の世界観だなぁ。
(Life is Party)(Sunrise & Sunset)
2度目のピックを投げて舞台を去るけど、まだあの歌を歌っていない。
耳触りのいい新曲の次、最後の最後に平和の歌を歌う。
「大好きなCDをかけてあの頃に帰ろう まだ恐れも知らなかった無邪気なあの頃に
母さんあなたの輝きを僕は忘れないよ 父さんあなたの悲しみを僕は知りたいのです 友よただ君のための僕で在りたかったんだ 君のように美しく在りたかったんだ 本当の心本当の気持ち 本当の心本当の気持ち」(Peace)
三人がやり遂げた充実感を残して会場はすぐに明るくなる、みんな三々五々会場を後にする。「ああ、幸せだなあ」って沢山の人がそう思っている。
外は台風の影響で雨が降っていたけど、受け取ったものを大事に抱きながら少しずつファンファーレと熱狂の中から、大事にしようと思う日常へ歩を進めていく。