心を歌う、心で歌う〜minehahaコンサート〜


7月5日、幸せな30人の中に私はいた。
minehaha(ミネハハ)の透明な力強い声を頭でも耳でもなく、魂で感じるという不思議な体験。
悲しいわけでもないのに、涙が溢れ、心が浄化されていくのがわかる。
「アトランティス」という壮大な美しい調べで始まったコンサート。
聴いていくうちに、これは沢山の人に聴いて欲しい、聴かせてあげたいという思いを強く持った。
誘ってくれた主催者のMさんと、「今度はもっと広い会場でミネハハさんを呼んでコンサートをしようね!」 コンサート終了後に興奮して約束した。
その2カ月後、ミネハハさんから突然のコンサート依頼が舞い込んだ。
しかも、三原・尾道の二日間。
2か月という短期間の準備期間に、一瞬迷いもあったが、あの時の気持ちがすぐに蘇り、「うん! やろう!!」と返事をした。
それから、私たちの無謀とも思える企画が始まった。
まず会場探しから始まった。
三原は、すぐに本郷の生涯学習センターの多目的ホール(130名収容)が決まったが、尾道がなかなか決まらなかった。
ネットで会場を調べ、電話で確認すると、どこも適当な場所は空いていない。
誰もがずいぶん前から準備をしている芸術の秋の日曜日。
コンサートが出来るお寺は、法事の予定でNG。
映画館は、魅力的だったが、値段的に高額でNG.
結局尾道公会堂という1000人も収容できる大きな会場となり、キャパシティが多すぎるという問題があったが、とりあえず場所を決めて、目標設定をして、それに向かって進む決意を固めた。
たぶん常識では考えられないコンサートのスタートなのだと思う。
素人の怖いもの知らずだからこそ、歩ける道なのかもしれない。
友達や賛同してくれる人たちの力を借りながら、毎日楽しく、笑いあって少しずつ歩を進めている。
コンサートの感動を直接伝えながら、一枚ずつ丁寧にチケットを届けている。
そして、コンサートを伝えるための道中で、新しい出会いも沢山あった。
毎日、メールをし、手紙を書き、電話をし、誰かに会っている。
この企画前にはありえなかった、今の日常を本当に楽しんでいる私に正直驚いている。
計画通りに進まないことですら、楽しめている。
考えることは、自分の描くコンサート成功のイメージと、それに向かうために必要な努力をすること。
10月25日、九州から島根に移動するミネハハさんと広島で会い、最初で最後の直接できる打ち合わせを行った。
平和公園の川沿いのベンチでお弁当を食べながら、ミネハハさんのコンサートで起こった数々の奇跡の話を聞き、泣いたり笑ったりしながらの企画会議。
「ここから宮島はどのくらい?」のミネハハさんの一言で、急遽宮島へ行くことになった。
厳島神社では、結婚式の最中、白いロングドレスのミネハハさんをエスコートして、参拝。
「ここに座って目をつぶってね、頑張っている皆のために歌をプレゼントするから」とミネハハさんに促され、私たちは赤い鳥居の近くの石灯籠の下に腰をおろして、目をつぶった。

空と海がとけてひとつ
あなたの心にとけて生きる
空に星がとけてひとつ
あなたの人生にとけて生きる
あなたの部屋に野の花ひとつ
いつも安らぎを届けてあげたい
あなたのために何かひとつ
今日も新しく生まれ変わりたい
人と人がとけてひとつ
今日も幸せ感じ合いたい
国と国がとけてひとつ
その日を祈って今日も生きる

秋の宮島の風は優しく、大きな愛に包まれて本当に満ち足りた気持ちになった。
もらった愛を、また誰かに繋ぐことが出来る喜びを私たちは噛みしめている。
きっと、そんな奇跡のような一日になると信じている。

ミネハハコンサート 三原 11月26日(土) 本郷生涯学習センター
           尾道 11月27日(日) 尾道市公会堂
           いずれも、13時30分開場 14時開演