笑って終わる!(笑いヨガとの出会い)

振り返れば、今年は私にとっても激動の年だった。
様々な出来事がありすぎて、たぶん身も心も飽和状態だったのだと思う。
11月の末から風邪をひいてしまい、結局3週間たった今も咳が抜けずにいる。
実は咳は私の排毒現象(デトックス)。
整体で身体を揺らしてもらったり、ヒーリングを受けて心地よくなると決まって咳こむ。
今回のデトックスは強烈で、いつまでたってもコンコン・ゲホッゲホッ・グワッグワッといろんな咳が出る。
「風邪は休息の必要を知らせる身体のサイン、ウィルスを迎い入れてくれる」と、都合の良い声を頭のてっぺんのほうで聞きながら、1週間ほど寝込んだ。
溜まっていく用事が気にならないでもなかったが、積読本が読めたし、思考がすっきりしたようにも思う。
だから、私は風邪に関しては病気とは思わない。(むしろ、風邪感謝!的な領域)
6月過ぎてからの後半部分は、新しい事の目白押しだったのだから、これくらいのデトックスは当然と言えば当然なのかもしれない。
中身の濃い旅行や、新しい習い事、それに伴う沢山の人との出会いがあった。
5月のある麗らかな日、近所の友人Kちゃんが「こんなん友だちがするんですけど、行きませんか?」と1枚のチラシを持ってきた。
「笑いヨガ? なんだろ?」特に詳しい説明のないそのチラシが私の好奇心をくすぐった。
たまたま用事もなく、めったに誘わない(私が忙しいと思っているから)Kちゃんが言うんだから・・・等の理由から「うん! いいよ、一緒に行く」と二つ返事で了解した。
それが、後半怒涛のスケジュールを作りだした「笑いヨガ」との出会いだった。
6月まだ春の爽やかな風の吹く第一土曜日、焼き肉屋さんの2階で、三原唯一の笑いヨガリーダーであるMさんの指導のもと、「笑いヨガ」体験をする。
簡単な説明を聞き、ヨガの呼吸の練習をして、早速笑い愛(笑いあいのことを彼女はそう書く)が始まった。
インドで発祥した「笑いヨガ」のすることはただ一つ、「アハハハッ!」と笑うこと。
「私は田野浦からきました○田◎子ですー よろしくお願いします! アハハハハ!」
それを聞いた人が「アハハハハ!」と笑い返す。
「一人ひとりに挨拶して回りましょう。インドの挨拶「ナマステ」の代わりにアハハハ!と」
「アハハハハハ!」「あははは」「ぶはははは」「あーーーははははは」いろんな笑いが部屋中に響き渡る。
『なんだか、すごーく気持ちいい!』

へんてこりんなこの行動が、いろいろなシュチュエーションを重ねるごとにアクションも大きくなり、笑い声もヒートアップしてきた。
「さあ、右手に牛乳!左手にバナナ! まぜまぜして最後に笑いながら飲みましょう!」
「えー えー (混ぜる動作)アハハハハハ(飲みながら)」
途中、笑いすぎて酸欠になると持参のペットボトルの水を飲んだり、ヨガの呼吸を挟んだりはするが、笑いの勢いが衰えることはない。
8人ほどのメンバーの中で初心者は、Kちゃんと私の二人だけ。
他の人はMさんの友だちということもあって、何度か経験をしているので、笑いのタイミングが絶妙だ。
笑い終わりの合図は、手をリズミカルに叩く。
トントン・パパパン♪ トントン・パパパン♪
その後、子どもに返るおまじないをかける。
「いいぞっ! いいぞっ! イェーイ!」
すでに子どもに返ってはいるのだけど、さらにテンション高めの子どものはしゃぎモードに突入する。
笑いは、身体を活性化する。
それは頭では理解していたが、ここまでアッパレに笑いあうと、そんな理屈はどうでもいいくらい、とにかく文句なしに楽しい。
聞けば、作り笑いも本当に可笑しくて笑う笑いも身体は一緒に感じるそうで、運動としての笑いの目的は、声を出して笑うことで達成される。
その先の快感は、笑いが伝染して、いつしか本当に可笑しくて笑ってしまうことにある。
「もうやめてー!」と、涙を流しながら笑える領域に達すると、爽快感、幸福感に満ち溢れてくる。
これはもう病みつきになる。
かくしてこの日、相変わらずおっちょこちょいの私は、10月9〜10日に広島で開催される「笑いヨガリーダー養成講座」を受ける決心を固めることになり、沢山の笑い愛仲間との出会いの門戸が開かれた。
「笑う門には福来る!」
しばらく求めていなかった福袋の中身は、愉快で楽しく、心地よいものばかり。
(このシリーズは、年を跨いでさらにつづくのです))