おやつにメロンパン

朝食に菓子パンを食べるといって笑われたことがある。
カレーパンも大好きだけど、どこのパンやさんに行っても必ずメロンパンを買ってしまう。
小さい頃からメロンパンが大好きだ。
実は、25歳くらいまでメロンは嫌いだった。
ある日突然好きになったのだけど(それは初めてマスクメロンを食べたから)不思議なことにメロンパンは大好きだった。
昔のメロンパンは、メロンの味ではなく、レモンの味がした。
パン生地の上にレモン味のビスケットで茶色に焼いてあるだけのシンプルなものだった。
「メロンパンの歌」にもそう歌われている。

あんパンにはあんこが入ってる
メロンパンにはメロンが入ってない
カレーパンにはカレーが入ってる
メロンパンにはメロンが入ってない

関西から西ではメロンパンはライスを成型するのに使う食型の形が多く、三原の老舗、オギロパンのメロンパンもそのタイプ。
呉の有名なメロンパンもそれで、中には何故かカスタードクリームがたっぷりと入っている。
なぜメロンパンかというと、明治時代、初めてメロンパンが出来たときが、その形でマクワウリに似ているからで、歴史的には由緒ある形らしい。
私が親しんだメロンパンはオギロパンではサンライズという名前で売られていた。
最初にこれを見た時はちょっとしたカルチャーショックだった。
今は、全国的にこのサンライズがメロンパンとして幅を利かせているが、オギロはかたくなに元の形を守り続けている。
地方によって名前が変わる菓子パンを私はあまり知らない。
「あれはサンライズ! メロンパンはメロンパン!!」
何年か前に、メロンパンブームがあった。
それから、メロンパンは本格的にメロンペーストの入ったクリームが中に入ってたり、色も味もちゃんと夕張メロンのまんまだったり、いつの間にかレモンではなくちゃんとメロンのパンに変身をとげていた。
メロンパンは実はあまりはずれはない。
どこのお店もそこそこ美味しいのだ。
しかも、わりと大きいので腹もちもいい。
急に何故メロンパン? かと言うと、先日お姉さんに東京土産として有名な海老名サービスエリアのメロンパンを貰ったからだ。
マスクメロンタイプと夕張メロンタイプの大きい立派な2個のメロンパンを3人で美味しく食べた。
それは、その前に食べた1つ350円の高級なケーキよりも美味しく(ケーキももちろん美味しかったんだけど・・・)このパンはお姉さんが並んで買ってくれて、高速道路に乗ってはるばる私たちの手元にやってきたと思うと、その希少価値もあって、なおさら美味しく感じた。
調べたら、ひとつ150円弱だから、二つで300円。
(ちなみにお土産はこれだけではありませんでした)
これは感動的な安さだと思う。
ひとつ250円のおいしいカレーパンは知っているけど、メロンパンはいくら有名でもいくら美味しくても、そんなに高くない。
オギロのメロンパンはずっしり重く、うちのお母さんは一人では全部食べきれない。
(まして呉のメロンパンはもっと重いのです)
菓子パンの話をしだすと実は奥が深いので、きりがない。
オギロパンは三原の誇るべきブランドだと私は思う。
チョコレートパン(中にも外にもチョコレートたっぷり)とシャリシャリバターはオギロのオリジナルで、全国的にもヒットする絶品だと思う。
でも、やっぱり今日のおやつはメロンパン(これは本当の話です)