占いの秋

私が愛読しているメルマガに「四柱推命」という、占いがある。
毎週火曜日に届くのを楽しみにしていて、コラムに続き、無料の匿名(ハンドルネーム)悩み相談コーナーがあって、どちらも面白い。
「四柱推命」は、日本ではあまり名が知られていないが、「風水」や「八卦」と同じように「陰陽五行」の思想が基本になっている。
「四柱」とは、生年・月・日・時の四本で、そこから導き出される様々な星の組み合わせにより運勢を推察する。
古くは中国の皇帝が国の政治の方向性を判断する時に使用されていたので、自分の生年月日・時間を他人に明かさないことは中国では常識だったらしい。
「四柱推命」は一種の統計学の要素もあり、千数百年の間に多くの占術家による研究が進められるうちにより一層驚くべき的中率を誇る占術へと進化を遂げてきた。

生まれつき人の心が読めるとか、死者と話が出来るとか、特別の能力を持っていなくても、この占いだけは努力次第で習得できるが、「陰陽五行」が基本となっているので、自分で四柱をたてて占うにはかなりの努力が必要だ。

占いは、好きな人(すべて信じるとは違う)と、信じない人(嫌いとは違う)に分かれるようだ。
私は前者で、今までいろいろな占いを体験してきた。
それは、自分から積極的にみてもらいたいという欲求からではなく、不思議と友だちから勧められたり、占いをする人と話す機会があったりという、偶然が多い。
何かに導かれるように占いを体験してきたような気がする。
そして、大抵は信じられる。
というのは、人に言ったことがない自分だけの秘密や、その人が知っているはずもない過去の出来事を言い当てられるからだ。
それはとっても不思議な気持ちになる。
頭の中にはいつも同じ言葉が浮かんでくる。
「何で、わかるん!!」
最近はタロット占いを体験して、心に引っかかっていた問題をいくつか抜いてもらった。
占いが、悶々としている自分の気持ちを楽にしてくれることも多い。
これは、決して現実逃避とかではなく、こういう考え方をしたら楽になれるというヒントや、これからの方向性を決める助けをくれる。

過去や現在の自分をよく知ることは、それが未来への道標となる。
だから、占いは決して未来だけを見据えるものではない。

今週の「四柱推命」のコラムは、「運をよくする方法」だった。
要約すると、

「運は運命帯という帯の中にあり、その幅の中で運が上下する。
通常、運は運命帯の下限に近い所に存在する。
下限であっても運命帯自体が上向けば運は良くなり、逆だと運は下がる。
自分自身の運命の上下と守護霊に対する感謝の念を考えると、運命帯が下がっている時期でも、感謝の念が強い場合はすべてが楽で生きやすい。
守護霊がわれわれの運命の執行者であることを考えると、運の上下は守護霊の意思による。
でもそれは、自分で決めたことだ。
この世に出てどんな人生を送りたいという台本を守護霊に託したのは自分なので、何が起きても文句は言えず、守護霊の苦労に対して感謝を捧げることが大切だ。
守護霊の毎日の努力に感謝すると、守護霊はそれに反応し、守りやすくなる。
毎晩就寝前に、
「守護霊様、今日もありがとうございました」と念じることがいかに大事か、それが習慣になったとき、徐々に楽になる。」

よく「わが運命を呪う」などというが、これはそれと正反対のことを言っている。
自分の身に起きることはほとんどが、決められていて(自分が決めた)それを乗り越える宿題を持って生きてきた。
その宿題をするためにこの世に生まれてきた。
そう考え、日々感謝することが出来たら(守護霊であれ、祖先であれ、神様、仏様であれ)その状態が幸せと言えるのかもしれない。

私にとって占いは、楽に生きるための一つのツールかもしれない。